気分よくSuperflyのアルバムを聴きながら車を運転していたら、前を走る車の後部座席に乗っているいかにもサルみたいな顔の推定5歳児が後ろを向き、なぜか俺の顔を指さして大爆笑しているではないか。
なんだテメエは!!やる気か!(゚Д゚♯)ゴルァァア!!
人の顔を指さして大爆笑するたあ、どういう了見だ。サルのくせに人間様をナメやがって!
俺は思いっきりサルを睨みつけてやることにした。大人げなさ全開だが仕方あるまい。
俺はサルに対して思いっきりメンチを切った。
どうだ、俺の鋭い眼光は。へっへっへ、コワいだろう。ひるむだろう。
これに懲りたら大人をバカにするんじゃねぇぞ、いいな。わかったか・・・。
・・・・・全然ひるんでねえ!Σ(゚д゚lll)
むしろ、さっきより笑ってる!
・・・なんだコイツは。俺のほうが断然ひるんだじゃねえか。
まさかコイツ、「ケンカのときは相手にひるんだ様子を見せてはいけない」という基本を5歳にして習得しているのか。
長期戦になりそうだな。面白い、とことん相手してやるぜ・・・。
そんなことを思っていたら、サルの隣りからニュッと黒い影が現れ、やはりサルと同じく俺の顔を指さして笑い始めた。
・・・1匹増えた!!Σ(゚д゚lll)
なんてことだ。
またしてもサル出現。おそらくサルの兄だろう。
しかも兄と思われるほうは、うまい棒的な物を口いっぱいに頬張りながら、気持ち悪い笑顔でニヤニヤしてこっちを見ているからムカツキ度は100倍だ。顔面をものすごく殴って鼻血を1.5リットルばかし噴出させたい。
・・・このサルども、許せん!
たしかに俺の顔は面白いかもしれん。だが、お前らだってサルみたいでけっこう面白いじゃねえか!絶対お前らのほうが面白いじゃねえか!
あと、サルが食べるのはバナナと相場は決まっている。うまい棒じゃない。そういう意味でも、ちょっと許せん!
俺はサル2匹を交互に睨みつけた。
もう大人げなさがどうこうなど言ってられない。これは俺のプライドの問題だ!
・・・しかし、やはり俺が睨めば睨むほど2匹は爆笑している。
ダメだ・・・。コイツらには勝てないかもしれない。
今日は俺の負けだ。
サルたちの乗った車は、俺の車が信号で一時停止している間に走り去っていった。
フッ、勝ち逃げか。
でもな、いい戦いだったじゃねえか。今度会ったら、もっとすげえ勝負が出来たらいいな。
今度会うときは、お互い成長して、もっと大人になってような。特に俺が。![]()
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